マキタCS004GZは買い?40Vmax 150mm充電式チップソーカッタの特徴・価格・注意点

マキタ

鋼管やアングル材を現場で切りたいけれど、コード式は電源の確保と取り回しが面倒。かといって小径の刃では一度に切れない材料もある。そんな金工切断の悩みに対して、マキタから40Vmax・刃物径150mmの充電式チップソーカッタ「CS004G」が登場しました。

CS004Gは最大切込み深さ57.5mm、回転数4,200回転/分の金工向けモデルです。別売のバイススタンドを組み合わせれば、丸パイプや角パイプ、アングル鋼を固定して安定した切断も狙えます。一方で、販売形態は本体のみのCS004GZだけで、バッテリ・充電器・ケースは別売です。用途に合う刃の選択や、安全な材料固定も欠かせません。

この記事では、マキタ公式製品情報、2026年7月版カタログ、取扱説明書、公式仕様データをもとに、CS004Gの特徴、仕様、価格、向いている作業、注意点、バッテリの選び方を初心者にも分かりやすく整理します。

※この記事はプロモーションを含みます。

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マキタ CS004GZ 40Vmax 150mm充電式チップソーカッタの全体像
CS004GZは40Vmax・刃物径150mmの充電式チップソーカッタです。

マキタCS004Gはどんな工具か

CS004Gは、リップ溝形鋼、軽天材、電線管、アングル鋼、炭素鋼鋼管などの切断を想定した充電式チップソーカッタです。一般的な木工用丸ノコとは、標準装備される刃、ダストボックスの設計、想定材料が異なります。標準付属の150mm DCホワイトメタルチップソーは一般金工用で、適応材料厚は1~5mm。型番はA-69113、刃数33、内径20mmです。

40Vmaxバッテリ1本で動くため、電源コードを引き回しにくい建築・設備・金属加工の現場で使いやすい構成です。マキタ公式では、炭素鋼鋼管の切断時に同社18V従来機より切断スピードが約20%向上したと案内しています。ただし、この比較は直径34mm・厚さ3.2mmの炭素鋼鋼管を切断した条件での数値です。すべての材料や刃で常に20%速くなるという意味ではありません。

CS004Gで鋼材を切断するイメージ
40Vmaxの出力を活かし、さまざまな金属部材をスピーディに切断する設計です。

CS004GZの主要スペック

項目CS004GZの仕様
製品名150mm充電式チップソーカッタ
電源直流36V(40Vmax)
刃物外径150mm
刃物内径20mm
最大切込み深さ57.5mm
回転数4,200回転/分
本機寸法長さ267×幅180×高さ256mm(BL4025装着時)
質量2.9kg(BL4025装着時)
1充電作業量の目安電線管 外径38.1×厚さ1.4mmを約310本(BL4025装着時)
防じん・防水APT、IP56(バッテリもIP56)
推奨バッテリBL4020、BL4025、BL4040、BL4040F
標準付属品DCホワイトメタル金工用チップソー、六角棒スパナ5、平行定規

最大切込み深さ57.5mmは、携帯型の充電式チップソーカッタとして材料選びの幅を広げる数値です。とはいえ、材料の外形が57.5mm以下なら何でも一度で安全に切れるわけではありません。パイプの形状、肉厚、固定方法、使用刃の適応材料厚を確認し、必要なら材料を回して切る、バイススタンドを使うなど、取扱説明書に沿った方法を選びます。

1充電作業量の約310本も、BL4025を使い、外径38.1mm・厚さ1.4mmの電線管を切断したときの目安です。切断本数は材料の硬さ、刃の摩耗、押し付け方、周囲温度、バッテリ状態で変わります。現場の必要本数へそのまま当てはめず、予備バッテリを含めて余裕を持つのが安全です。

150mm刃と57.5mmの切込み深さが強み

CS004Gの分かりやすい強みは、150mm刃と57.5mmの最大切込み深さです。小径刃のチップソーカッタでは一度で届きにくかった角材やパイプでも、材料条件が合えば切断工程を減らせます。切り直しが減れば、切断面を合わせる手間や姿勢を変える回数も抑えやすくなります。

CS004Gの最大切込み深さ57.5mmの説明
最大切込み深さは57.5mm。材料寸法と使用刃の適応範囲を確認して使います。

標準刃は一般金工用で、リップ溝形鋼、軽天材、電線管などの軽量鉄骨材に向きます。さらに別売の超厚物鉄工用チップソーA-00594を使えば、公式上は材料厚3~22mmに対応します。厚物を切れる点は魅力ですが、厚さだけで刃を選ぶのは危険です。材質、形状、刃数、適応材料厚、回転方向を必ず確認し、摩耗や欠けのある刃は使わないでください。

ハイパワーブラシレスモータと定回転制御

CS004Gはハイパワーブラシレスモータを搭載し、高出力・高耐久・メンテナンス性を意識した構成です。定回転制御により、負荷が高まった場面で回転数の低下を抑え、切断速度を保ちやすくしています。鋼管へ刃が入った直後や、肉厚部を通過するときの失速を抑えられれば、無理に本体を押し込む必要も減らせます。

CS004Gのハイパワーブラシレスモータ説明
ブラシレスモータと定回転制御で、重負荷時も安定した切断を支えます。

ただし、定回転制御は、どんな負荷でも止まらない機能ではありません。切れ味が落ちた刃を使う、材料を不安定な状態で押さえる、刃をこじる、無理に速く進めると、反動や刃の損傷につながります。切断速度は刃が自然に進む範囲に保ち、異音や異常振動が出たらスイッチを切り、刃が完全に停止してから点検します。

ダストボックスで切粉を集めやすい

金工切断では高温の切粉が飛びます。CS004Gは自己集じん式のダストボックスを備え、切粉が周囲へ広がるのを抑える設計です。ダストボックスは押し込んで取り付け、ボタンで取り外せます。ゴミ捨てはダストキャップを開いて行えるため、毎回ボックス全体を分解する必要はありません。

内部にはアルミプレートがあり、放熱性を高めながら、回転する刃の風を使って熱を排気口へ逃がします。これによりダストボックス内の温度上昇を抑えます。それでも切断直後の切粉は熱を持っています。可燃物の近くへ捨てたり、素手で触ったりせず、火災の心配がない場所で十分に冷めていることを確認してください。

CS004Gのダストボックスとゴミ捨て方法
ダストキャップを開いて切粉を捨てられる自己集じん式です。

別売のダストキャップセット品1917C5-5を使うと、木材や石こうボードの切断時に集じん機へ接続できます。ただし、公式は金工切断時にこのダストキャップを使用しないよう明記しています。金工用の自己集じんと、木材・石こうボード切断時の集じん機接続は、同じ感覚で扱わないことが大切です。

AFTは反動低減を助けるが、キックバックを防ぐ機能ではない

CS004GにはAFTが搭載されています。切断中にキックバックなどで急激な回転数低下を検知すると、自動停止して反動を低減する機能です。加えて、スイッチを入れたときに穏やかに回転を立ち上げるソフトスタート、スイッチを切った後の刃を止めるブレーキ、バッテリ装着時の意図しない再始動を抑える再起動防止も備えます。

ここで最も重要なのは、AFTがキックバックそのものを防止する装置ではないことです。取扱説明書でも、AFTに頼らず、キックバックの原因と対策を確認するよう注意されています。材料を適切に固定し、本体を両手でしっかり保持し、身体を刃の延長線上から外し、刃を切り口の中でこじらない基本操作が先にあります。

CS004GのAFTによるキックバック反動低減機能
AFTは急激な回転数低下を検知して停止しますが、キックバック自体をなくす機能ではありません。

IP56とAPTは安心材料だが、雨天使用の保証ではない

CS004Gは、本機・バッテリともに防じん・防水保護等級IP56と案内されています。粉じんや水の影響を受けにくい設計は、建築現場や屋外に近い作業環境で安心材料になります。マキタの防滴・防じん技術APTも採用されています。

CS004G本体と40VmaxバッテリのIP56説明
本機とバッテリはいずれもIP56対応ですが、故障しないことを保証するものではありません。

IP56は、水や粉じんで絶対に故障しない、雨の中で自由に使える、水洗いできるという意味ではありません。公式にも、影響を受けにくいよう設計されているものの、故障しないことを保証するものではないと明記されています。濡れた状態でバッテリを脱着せず、雨天や水がかかる場所での作業を避け、使用後は乾いた状態で保管してください。

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別売バイススタンドで固定切断に対応

CS004Gの活用範囲を広げるのが、別売のバイススタンドセット品A-00550です。本体のフックと取り付けピンをベースへ差し込み、裏側のボルト2か所を締めることで取り付けます。材料をバイスで固定できるため、手持ち切断よりも切断位置を安定させやすく、同じ寸法の部材を繰り返し切る作業にも向きます。

CS004Gを別売バイススタンドへ取り付けた状態
別売バイススタンドを使えば、パイプやアングル鋼を固定して切断できます。

バイス角0度では、丸パイプ直径56mm、角パイプ50×50mm、アングル鋼50×50mmが最大切断能力です。45度では、丸パイプ直径40mm、角パイプ40×50mm、アングル鋼40×40mmに対応します。これらはバイススタンド取付時の能力であり、材料の厚さや刃の適応範囲は別に確認が必要です。

バイススタンドA-00550は金工切断専用です。本体側は別売刃を使って木材などを切れる構成もありますが、バイススタンドへ取り付けた状態で木材を切断してはいけません。用途を混同すると、材料の保持が不適切になり危険です。

販売形態はCS004GZ本体のみ

日本国内向けの公式ラインアップで確認できるのはCS004GZです。メーカー希望小売価格は54,200円(税別)で、バッテリ、充電器、ケースは別売。標準付属品として、DCホワイトメタル一般金工用チップソーA-69113、六角棒スパナ5、平行定規が付きます。JANコードは197050019516です。

2026年7月27日の確認時点では、Yahoo!ショッピングの型番一致ページで38,760円に送料1,300円という表示例がありました。価格、送料、在庫、発送予定、ポイント付与は変動します。販売ページによっては写真にバッテリやバイススタンドが写っていても、商品は本体のみの場合があります。「CS004GZ」の型番、バッテリ・充電器・ケースの有無、標準刃の有無を注文直前に確認してください。

推奨バッテリと充電器の選び方

公式仕様で推奨されているバッテリは、BL4020、BL4025、BL4040、BL4040Fです。CS004Gは直流36Vで動作し、「40Vmax」は満充電時のバッテリ電圧を表します。バッテリコンバータやアダプタ類は使用できません。必ず本機に直接装着できる対応バッテリを選びます。

軽さと取り回しを優先するなら、公式の寸法・質量・作業量の基準にも使われているBL4025が分かりやすい選択です。長い作業時間や他の40Vmax工具との共用を考えるならBL4040やBL4040Fも候補になります。ただし容量が大きいほど手元の重量感も変わります。現場での切断本数、充電できる時間、予備本数、手持ち工具との共用まで含めて決めましょう。

対応充電器はDC40RA、2口タイプのDC40RB、低速充電のDC40WA、2口タイプのDC40WBなどです。すでに40Vmax環境を持っている人は本体のみで導入しやすい一方、初めてなら本体価格に加えてバッテリと充電器の費用が必要です。本体の実売価格だけで予算を決めないことが失敗を防ぐポイントです。

CS004Gが向いている人

  • 設備工事や軽量鉄骨工事で、電線管やアングル鋼を切断する人
  • 刃物径150mmと最大切込み深さ57.5mmが必要な人
  • 電源コードを引き回しにくい現場で金工切断を行う人
  • 40Vmaxバッテリと充電器をすでに持っている人
  • 切粉をダストボックスへ集めながら作業したい人
  • 別売バイススタンドで材料を固定し、安定切断したい人

特に、18Vクラスのチップソーカッタでは切込み深さや負荷時の速度に不足を感じる人にとって、CS004Gは検討しやすい上位候補です。大型の据え置き切断機ほど設置場所を取らず、必要に応じて手持ちとバイス固定を使い分けられる点も魅力です。

CS004Gが向いていない人

木材の切断だけが目的なら、木工用丸ノコの方が刃の選択、集じん、ベース機能の面で分かりやすい場合があります。CS004Gは別売刃とダストキャップで木材や石こうボードにも対応できますが、主な強みは金工切断です。家庭で薄い金属を数回切るだけなら、価格と40Vmaxバッテリまで含めると過剰になる可能性があります。

また、材料を手や足で押さえて切ろうとする人、保護メガネや防じんマスクを用意できない人、切断線上から身体を外せない狭い場所で使う人にも向きません。高出力機ほど、適切な固定と姿勢を省略したときの危険が大きくなります。安全な作業台やバイスを用意できない場合は、先に作業方法を見直してください。

安全に使うための重要ポイント

作業前は、刃にひび、欠け、変形、摩耗がないかを確認します。CS004Gで使う刃は外径150mm・内径20mmが基本です。砥石は取り付けられません。保護カバーを外したり固定したりせず、刃の回転方向を合わせて確実に締め付けます。

材料は安定した台へ置き、クランプやバイスで固定します。材料を手や足で保持したまま切断してはいけません。切断中は両手で本体を保持し、身体を刃の直線上から外します。切り口が閉じて刃を挟み込まないよう、長い材料は切断箇所の両側を適切に支持します。

保護メガネ、防じんマスク、耳栓、作業手袋、安全靴など、材料と現場に合う保護具を用意します。火花や高温の切粉が出るため、可燃物、ガス、粉じん爆発の恐れがある場所では使いません。アスベスト(石綿)周辺の環境や除去作業では使用禁止です。

切断後は刃が完全に止まるまで本体を置かず、刃や切粉が冷えるまで触れません。刃の交換、詰まり除去、清掃、点検の前にはバッテリを取り外します。LEDライト2灯は切断線を見やすくしますが、照明があるから周囲確認を省けるわけではありません。

購入前チェックリスト

  • 切断する材質と厚さが、使用するチップソーの適応範囲内か
  • 150mm刃・内径20mm・最大切込み深さ57.5mmが作業に合うか
  • CS004GZが本体のみで、バッテリ・充電器・ケース別売と理解したか
  • 推奨40Vmaxバッテリと対応充電器を持っているか
  • 材料をクランプやバイスで確実に固定できるか
  • バイススタンドA-00550が必要か
  • 標準刃A-69113と別売の厚物用刃A-00594を混同していないか
  • 保護メガネ、防じんマスク、安全靴などを準備できるか
  • 販売ページの型番、価格、送料、在庫、納期、付属品を確認したか
  • IP56やAFTを過信せず、取扱説明書に沿って使えるか

よくある質問

CS004GとCS004GZの違いは?

CS004Gは製品シリーズ名・本体モデル名で、国内の販売形態はCS004GZです。CS004GZは本体のみで、バッテリ、充電器、ケースは付属しません。一般金工用のDCホワイトメタルチップソー、六角棒スパナ5、平行定規は標準付属です。

どのバッテリを選べばよいですか?

公式推奨はBL4020、BL4025、BL4040、BL4040Fです。軽さと公式作業量の基準を重視するならBL4025、作業量や他工具との共用を重視するならBL4040やBL4040Fが候補です。バッテリアダプタ類は使わず、本機へ直接装着します。

鉄板22mmを切れますか?

別売の超厚物鉄工用チップソーA-00594は、公式上の適応材料厚が3~22mmです。ただし、すべての材質・形状を同じ条件で切れるという意味ではありません。材質、固定方法、刃の状態、作業姿勢を確認し、無理な押し付けをしないでください。

雨の日に使えますか?

本機とバッテリはIP56ですが、雨天での使用や水洗いを保証するものではありません。水や粉じんで故障しないことを保証する等級でもないため、雨や水がかかる環境を避け、乾燥した状態で使用・保管してください。

木材も切れますか?

材料に合う別売チップソーを使用すれば木材や石こうボードの切断にも対応できます。集じん機へ接続する別売ダストキャップ1917C5-5もあります。ただし、ダストキャップは金工切断時には使えず、別売バイススタンドも金工切断専用です。

まとめ:CS004Gは150mm刃と固定切断を活かす金工向け40Vmax機

マキタCS004GZは、40Vmax、刃物径150mm、最大切込み深さ57.5mm、回転数4,200回転/分を備えた充電式チップソーカッタです。ブラシレスモータと定回転制御、自己集じん式ダストボックス、AFT、IP56、LEDライト2灯を備え、コードを引き回しにくい現場での金工切断を効率化したい人に向きます。

別売バイススタンドA-00550を使えば、丸パイプ、角パイプ、アングル鋼を固定した安定切断にも対応できます。一方で、CS004GZはバッテリ・充電器・ケース別売です。価格だけで決めず、手持ちの40Vmax環境、切断材料、必要な刃、固定方法、安全装備まで確認して選びましょう。

切込み深さとスピードは魅力ですが、AFTやIP56は基本操作を省くための機能ではありません。材料を確実に固定し、適合する150mm刃を使い、取扱説明書と保護具を揃えてこそ、CS004Gの性能を安全に活かせます。

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