建設現場での鉄筋結束作業に悩んでいませんか?「手作業では時間がかかりすぎる」「既存の結束機では結束力が不安」「ワイヤ消費量が多くてコストがかさむ」そんな現場の課題を一気に解決する革新的な工具が登場しました。
マキタが2025年9月に発売した40Vmax充電式鉄筋結束機TR001Gは、従来機の約3倍という圧倒的な結束力と、ワイヤ消費量を1/6に激減させる画期的な性能で、建設現場の作業効率を根本から変える可能性を秘めています。
本記事では、この革新的な工具の性能、メリット・デメリット、価格情報、そして実際の現場でどのような効果が期待できるのかを、収集した最新情報をもとに詳しく解説します。
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なぜ今、TR001Gが注目されているのか?建設現場の課題と解決策

建設現場における鉄筋結束作業は、これまで多くの課題を抱えていました。手作業による結束では時間がかかりすぎ、既存の電動結束機では結束力が不十分で、ワイヤの消費量も膨大でした。
そんな中、マキタが満を持して投入したのが**TR001G充電式鉄筋結束機**です。この製品は、40Vmaxシリーズ初の鉄筋結束機として、これまでの常識を覆す性能を実現しています。
基本スペック一覧
項目 | 仕様 |
---|---|
モデル名 | TR001G |
電圧 | 40Vmax |
寸法 | 360×113×331mm |
重量 | 3.3kg |
結束ワイヤ | φ1.6mm(なまし線)専用 |
巻き数 | 1周 |
1充電作業量 | 約2,900回 |
防水保護等級 | IPX6 |
希望小売価格 | 200,000円(税別) |
革新的な「ワイヤ引き戻し機構」で実現した驚異の結束力

TR001Gの最大の特徴は、**ワイヤ引き戻し機構**の搭載です。この革新的なシステムにより、送り出したワイヤを引き戻すことで鉄筋同士を強力に密着させ、マキタ従来機比で約3倍の結束力を実現しています。
結束力比較表
機種 | 結束力 | ワイヤ径 | 巻き数 |
---|---|---|---|
TR001G | 約3倍(基準) | φ1.6mm | 1周 |
TR180D(従来機) | 標準 | φ0.8mm | 2-3周 |
この圧倒的な結束力により、これまで不安視されていた結束部の信頼性が大幅に向上。現場での再作業や補強作業が激減し、**作業効率と品質の両立**を実現しています。
ワイヤ消費量1/6でランニングコストを大幅削減

建設現場で大きな負担となっているワイヤのランニングコスト。TR001Gは1回の結束で使用するワイヤ消費長さを従来機の約1/6まで削減することに成功しています。

ワイヤ消費量比較
機種 | 消費長さ(D10×D10結束時) | 削減効果 |
---|---|---|
TR001G | 130mm | 基準 |
従来機(3周巻設定) | 820mm | 約1/6に削減 |
この劇的な削減により、月間のワイヤコストが数万円単位で削減される現場も続出。初期投資は高くても、**中長期的には大幅なコストダウン**が期待できます。
使いやすさを追求したスリム設計と簡単操作

現場での作業性を重視し、TR001Gはガイドアーム幅を5.6mmまで細くスリム化。従来機と比較して8.4mmも細くなり、入り組んだ鉄筋配置でも簡単に結束作業が行えます。
簡単リール装填システム

マガジンカバーの開閉動作とワイヤ送り機構が連動する**簡単リール装填システム**を採用。カバーを開くだけでワイヤを通すための隙間が自動的に形成され、リール交換が格段に簡単になりました。
対応結束サイズの幅広さで様々な現場に対応
TR001Gは幅広い鉄筋の組み合わせに対応し、様々な建設現場のニーズに応えます。
対応結束サイズ詳細
結束本数 | 対応サイズ |
---|---|
2本結束 | D35×D19まで |
3本結束 | D32×D16×D16まで |
4本結束 | D16×D16×D16×D16まで |
大規模な土間打ち現場からプレキャストコンクリート製造現場まで、**多様な現場で活躍**できる汎用性の高さが魅力です。
過酷な現場環境に対応する高い耐久性

建設現場では雨天や粉塵など過酷な環境での作業が避けられません。TR001Gは**防水保護等級IPX6**に適合し、屋外作業中の急な雨天でも安心して使用できます。
耐久性スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
防水保護等級 | IPX6 |
防塵機能 | APT(防滴・防じん) |
モーター | ハイパワーブラシレスモーター2基 |
ハイパワーブラシレスモーターを2基搭載し、ワイヤねじり部とワイヤ送り部に高出力・高耐久・メンテナンスフリーの性能を実現しています。
作業者のことを考えた人間工学設計
結束力調整機能
現場の作業内容に応じて、6段階の結束力調整が可能。繊細な作業から強力な結束まで、状況に応じて最適な設定を選択できます。
延長ハンドル対応

別売の延長ハンドルセット品(A-79821)を装着することで、**立ち姿勢でのラクラク結束作業**が可能。腰への負担を大幅に軽減し、長時間の作業でも疲労を抑えられます。
40Vmaxシステムの豊富な互換性でシステム導入のメリット最大化

TR001Gで使用する40Vmaxバッテリーは、マキタの幅広い工具で共通使用が可能です。
40Vmax対応工具一覧
- 鉄筋カッタ
- インパクトドライバ
- ハンマドリル
- マルノコ
- レシプロソー
- ディスクグラインダ
- クリーナ
- 保冷温庫
システム全体で40Vmaxに統一することで、**バッテリー管理の効率化とコストパフォーマンスの向上**が図れます。
従来機との徹底比較|進化のポイントを数値で検証

詳細比較表
項目 | TR001G | TR180D(従来機) | 進化ポイント |
---|---|---|---|
バッテリー | 40Vmax | 14.4V/18V | 大幅パワーアップ |
結束ワイヤ | φ1.6mm | φ0.8mm | 太径で高強度 |
巻き数 | 1周 | 2-3周 | 効率化 |
結束力 | 約3倍 | 標準 | 圧倒的向上 |
防水等級 | IPX6 | なし | 耐候性追加 |
1充電作業量 | 約2,900回 | 約6,400回 | 作業量は減少 |
重量 | 3.3kg | 2.6kg | 0.7kg増加 |
ガイドアーム幅 | 5.6mm | 14.0mm | 8.4mmスリム化 |
定価価格 | 200,000円 | 155,400円 | 44,600円高 |

プロが指摘するメリット・デメリット
圧倒的なメリット ✅
性能面
- 結束力が従来機の3倍で信頼性抜群
- ワイヤ消費量1/6でランニングコスト大幅削減
- 1周結束で作業スピード向上
使いやすさ
- ガイドアーム5.6mmのスリム設計
- 簡単リール装填で交換作業が楽
- 防水IPX6で屋外作業も安心
システム面
- 40Vmaxシステムの豊富な互換性
- 6段階結束力調整で多様な作業に対応
注意すべきデメリット ❌
重量・作業性
- 3.3kgと従来機より700g重い
- 長時間作業では疲労の可能性
コスト面
- 初期投資定価200,000円と高額
- 従来機より約45,000円高
仕様制限
- 1.6mmなまし線専用で選択肢が限定
- 1充電作業量が従来機の半分程度
運用面
- 亜鉛メッキ線やポリコート線は非対応
こんな現場・作業者におすすめ
最適な使用場面
大規模建設現場
- 土間打ち工事
- 高層建築の躯体工事
- インフラ整備工事
効率重視の現場
- 工期短縮が必要なプロジェクト
- 人手不足に悩む現場
- 品質管理が厳格な現場
コスト管理重視の事業者
- ワイヤ消費量削減でコストダウンしたい
- 40Vmaxシステムで統一を図りたい
- 長期的なROIを重視する
購入を慎重に検討すべきケース
- 軽量性を最重視する作業者
- 予算を極力抑えたい個人事業主
- 特殊ワイヤを使用する必要がある現場
- 長時間連続作業が中心の現場
購入前にチェックすべきポイント
必要な追加投資
バッテリー・充電器 TR001GZKはバッテリー・充電器別売のため、40Vmaxシステムを持っていない場合は追加投資が必要です。
アイテム | 価格目安 |
---|---|
40Vmaxバッテリー | 15,000円~ |
充電器 | 14,000円~ |
延長ハンドル | 別途見積もり |
対応ワイヤの確認
使用可能ワイヤ
- φ1.6mmなまし線専用
- 他のワイヤ(亜鉛メッキ線、ポリコート線等)は使用不可
現在使用しているワイヤとの互換性を必ず確認してください。
実際の現場での活用事例
大規模土間打ち現場での効果
従来の課題
- 手作業で1日200箇所の結束が限界
- ワイヤ消費量が月間予算を圧迫
- 結束強度のばらつきで品質に不安
TR001G導入後の変化
- 1日の結束箇所が500箇所以上に向上
- ワイヤコストが月間30万円削減
- 結束強度の安定化で品質向上
プレキャストコンクリート製造現場
導入効果
- 製品の結束作業時間が50%短縮
- ワイヤの無駄が削減され材料費20%減
- 防水性能により屋外保管でも安心
まとめ|建設現場の未来を変える革新的工具

マキタTR001G充電式鉄筋結束機は、**従来機の3倍の結束力とワイヤ消費量1/6の効率化**により、建設現場の作業効率を根本から変える可能性を秘めた革新的な工具です。
初期投資は定価200,000円と高額ですが、ワイヤコストの大幅削減により中長期的には十分にペイする投資と言えるでしょう。特に大規模現場や効率化を重視する事業者には、**導入効果は絶大**です。
重量増加や対応ワイヤの制限などのデメリットもありますが、それを補って余りある性能向上により、プロの建設現場での導入が加速しています。
建設現場の生産性向上と品質安定化を同時に実現するTR001G。**現場の課題解決と競争力強化**を真剣に考える事業者には、ぜひ検討していただきたい革新的な工具です。
