ハイコーキ サンダー G3610DCレビュー:DIYからプロまでを魅了する最先端のコードレスディスクグラインダー

アイキャッチ HiKOKI

皆さん、こんにちは!今回はHiKOKI(ハイコーキ)から登場した、驚きのパワーと画期的な機能を誇るコードレスディスクグラインダG3610DCをご紹介します。この製品はDIY愛好家からプロの職人まで、あらゆるユーザーのニーズを満たす、高性能かつ多機能なツールです。それでは、その魅力を詳しく見ていきましょう。

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HiKOKI G3610DCの概要

  • 発売メーカー: HiKOKI(ハイコーキ)
  • 発売日: 2024年1月
  • 旧モデルに位置する機種: G3610DA
  • 対抗馬に位置する他メーカー機種: マキタのGA001G、GA009Gなど​​。

HiKOKI G3610DCの特徴

  • 無段変速機能
  • オートモード搭載​
  • 3方向サイドハンドル取り付け​
  • ツールレスホイルガード採用​
  • 高輝度LEDライト搭載​
  • キックバック軽減システム
  • ​同クラス最細径ボディ
  • ブレーキ機能

項目G3610DC
砥石径100mm
最大出力1,500W
キックバック軽減システム 搭載
変速機能オートモード&無断変速機能 搭載
ブレーキ機能搭載
スイッチの形式スライドスイッチ
防じんフィルタメッシュ防塵フィルター
LEDライト回転砥石の両側に高輝度LED搭載
バッテリマルチボルト蓄電池36V-2.5Ahなど
18V蓄電池18V-5.0Ahなど
重量[バッテリ含む]2.5kg

HiKOKI G3610DCの特徴深掘り

  • 無段変速機能とオートモード: G3610DCは、オートモード&無段変速機能を備え、オートモードではさ作業負荷に応じて自動で5500min^-1と10000min^-1の二段階自動変速、変速モードではユーザーの任意の設定で3200〜10000min^-1の範囲で回転数を調整できます。これにより、繊細な艶出し研磨から鋼材の重研削・切断まで、さまざまな作業に最適な速度で対応可能です​​​​。
スイッチ
ダイヤル
ダイヤル設定無負荷回転数作業の目安
13,200min-1(回/分)ステンレスの研磨、さび落とし、塗装はがし
23,900min-1(回/分)ステンレスの研磨、さび落とし、塗装はがし
35,300min-1(回/分)さび落とし、塗装はがし、研削作業、仕上げ作業
47,400min-1(回/分)さび落とし、塗装はがし、研削作業、仕上げ作業、荒切削、切断作業
58,600min-1(回/分)研削作業、仕上げ作業、荒切削、切断作業
610,000min-1(回/分)研削作業、仕上げ作業、荒切削、切断作業
A
(オートモード) 
5,500min-1(回/分)軽作業、作業待機状態
10,000min-1(回/分)研削、切断作業

  • 3方向サイドハンドル取り付け: 狭い場所での作業も考慮し、ハンドルを3方向に取り付け可能です。これにより、グラインダーの持ち方を制限されず、作業姿勢の幅も広がり、より柔軟な操作性を実現しています​​。
サイドハンドル
  • ツールレスホイルガード: 実作業ではホイルガード(カバー)の位置が意外と邪魔になったり、気になったりするものですよね。とはいえホイルガードを外しての作業は非常に危険を伴います。そこで、レバー操作で簡単に固定・解除ができるツールレスホイルガードを採用。簡単にホイルガードの位置を調整でき、作業効率はもちろん、安全性の向上に貢献します​​。

ホイールガード
  • 高輝度LEDライト: 狭い場所や薄暗い箇所のグラインダー作業もプロの現場では非常によくあるシチュエーションです。研削・切断時の視認性を高めるため、両側に高輝度LEDライトを搭載。暗い場所での作業も視認性バッチリでしっかり目標物の研削ができ安心です​​。
LEDライト
  • キックバック軽減システム: モーターの急激な回転低下を監視し、瞬時にモーターを停止させることで、反動(キックバック)を軽減します。安全性の高さが際立つ機能です​​。また1.5秒以内の再起動の機能も新たに搭載され、スイッチの入切りする一手間も解消されています。👍
再起動機構
安全機能で停止しても。
再起動機構2
約1.5秒以内に負荷から離すと。
再起動機構3
再起動して回転します👍
  • 細径ボディ 小形ヘッドで軽量コンパクトなボディにより、取り回しがよく効率のよい作業が可能です。又、同クラスのグラインダーの中で最細径の握り部の大きさなので、とても握りやすく・扱いやすい、長時間のグラインダー作業での疲労軽減にも一役買っています。
細径ボディ

  • ブレーキ機能 スイッチを切るとブレーキがかかり回転が停止するため、次の作業にすぐ取り掛かれ作業効率が格段に向上します。 これは作業に集中したいときなど、急いで作業しているときにはすごくありがたい機能です。回転の停止を待たずにテンポよく次の作業に取り掛かることが出来るので、ストレスなく快適に仕事がこなせます。

G3610DCの進化点

モデルチェンジによりG3610DAからG3610DCへの新たな進化を遂げたコードレスディスクグラインダ。

G3610DCが、DIY愛好家からプロフェッショナルまで、幅広いユーザーの期待を超える性能で注目を集める理由をと魅力をG3610DAと比較する観点から、ご紹介します。

1. 最大出力の大幅なレベルアップ 

G3610DAの最大出力は1270Wであったのに対し、G3610DCは驚きの1500Wへと大きくパワーアップしています。

最大出力の向上とともに、研削時過負荷停止時の押付荷重の数値もG3610DAの98N(約10kgの押し付け耐荷重)からG3610DCは118N(約12kgの押し付け耐荷重)へと向上しています。

これによりプロユースの鉄・ステンレスなどの重研削への対応力も更にアップしています

最大出力アップ

2. 機能性の向上

G3610DCは、使い勝手を重視した機能が大幅に向上しています。

特に、3方向にサイドハンドルを取り付け可能になり​​、作業姿勢の選択幅は広がりより狭いスペースでの作業が容易になりました。

さらに、レバー操作で調整可能なツールレスホイルガード採用により、作業効率が格段にアップしています​​。

サイドハンドル
ホイールガード
ツールレスホイルガード

3. 安全性の強化

G3610DCでは、安全機能にも注目。

特に、回転砥石の両側に高輝度LEDライトを搭載し、視認性を高めることで、安全に作業を行えるようになっています​​。

加えて、キックバック軽減システムや再起動防止機能など、ユーザーの安全を第一に考えた設計が施されています​​。

4. 高効率ブラシレスモーター

G3610DCは、メンテナンスフリーで高効率のブラシレスモーターを搭載。

これにより、長時間の使用でも安定したパフォーマンスを発揮し、作業効率の向上に寄与しています​​。

5.回転復帰制御

G36DAでは高負荷作業で回転が停止した後、スイッチを入れ直す必要がありました。安全機能とはいえ重研削時にはこの安全停止はよく起こりがちで、数回起こるとウンザリした気持ちさせられました。そこでG3610DCでは、高負荷作業で回転が停止した後、1.5秒以内に負荷状態を改善すると自動で回転が復帰します。スイッチを入れ直す必要がありません。 これは地味ですが、現場を知る方には非常に嬉しい追加機能です。

G3610DAからの進化を体感

G3610DAからの進化は、単に細部の改良にとどまらず、使い勝手、安全性、効率性の全面的な向上を実現しています。

特に、LEDライトの搭載や、ツールレス操作が可能なホイルガードは、日常の作業を格段に快適にし、作業の幅を広げてくれます。

まとめ

HiKOKI G3610DC コードレスディスクグラインダは、その革新的な機能とユーザーフレンドリーな設計で、幅広い作業を高効率かつ安全にこなすことができるツールです。無段変速機能やオートモード、高輝度LEDライトなどの特徴を生かして、DIYプロジェクトやプロの現場作業をより快適に、そして効率的に進めることができるでしょう。安全性にも配慮された設計は、すべてのユーザーにとって大きなメリットとなります。このG3610DCは、現代の工具箱に欠かせない一品と言えるでしょう。

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